70敗到達
マリンズはご覧の通り今日も負けで最下位脱出が遠のきました
負け方がいつにも増して酷いですがこう負けに負けて100敗到達か?と騒がれるぐらいまでになって今更負けについてどうこう言おうとも思いません
ただ守備がダメ そして三振が多くて雑
これに尽きると思います
ミスした方が負ける 基本的なことで伊東監督も何度も口にしていましたが、昨日の聖光学院対聖心ウルスラや本日大阪桐蔭対智弁和歌山の試合を見ても一つのミスが致命傷になって試合を分けることも多々あると思います
ただマリンズは一つのミスと言ってられないのがまた頭を抱えるところであります
個人的な理想を言うと守備のミスはともかくとして攻撃のミスを全て帳消しにできる豪快な長打の魅力なチーム作りを目指して欲しいなと思っています
今日の試合はそういう意味では長打が出たのに…と今シーズンのかみ合いの悪さを象徴するなんともため息の出るゲームとなりましたね
さてそれぞれ個人の守備に言及すると
まずセカンドの鈴木 ほぼフルで出場してチームで唯一期待到達しているということを含めてもやはり足の遅さ肩の弱さが気になってしまいます
(そもそもこの状況でフル出場する意味があるのかとか唯一期待到達とか言いたい事はありますがそこは言及するとキリがありません)
二遊間の守備は範囲がかなりの重要度を占めると考えていますので、コンバート先はサードにして欲しかったのが今になったの思いです ダフィーの獲得という事情もありましたが…
個人的には来年は2016年セカンドで高指標を叩き出した中村に大学時代のようにセカンドで頑張って欲しいところです
さて続いては問題のショート
先に言うと平均以上の守備指標を叩き出しているのは中村奨吾しかいません
エラーでファンの顰蹙を買うケースが目立ちましたが、他の選手よりよっぽどマシと言うことになっています
個人ごとに言うとまずは三木 牽制球を取らないと言うこともありました こんなポカがやはり気になる三木
ドラフトの時には守備に定評があり、当時ショートレギュラーの鈴木をセカンドに回すまたは守備固めをする守備職人、井端タイプとして獲得されました
しかし、守備を見ていると二遊間の守備指標はマイナスとなり、やはり鈴木同様に脚と肩のスケール不足は勿論のこと、グラブ捌きも欠けると言うのが厳しい現実として存在します
今年は源田という守備のスーパールーキーが一気にトップに立つという事情はありますが、マイナスの数値はショートの時の鈴木と大差ありません
打撃と込みで見ると、ここから成長がない限りスタメンを任せたい選手とは言えません
次に平沢 甲子園を沸かせたスター選手として期待されて入団されましたが、守備打撃共に「競合高卒ドラ1ショート」の期待値に見合う活躍を見せていません。
伊東監督の起用が不安定で、まとまった出番も無い中と言うのもありますが、打撃はともかくとして守備は非常にショートとして厳しいものが’現状として’あります
併殺完成能力、エラー回避能力、範囲どれもまだ一軍レベルではありません
これからどう使うかは次の監督に任されます
球界を代表する選手に育てて欲しいところです
来年は平沢も三木もショートの戦力として計算して戦うのは反対であります
今年のドラフトは即戦力ショートの名前が複数人挙がります
上位を使ってでも1人または2人獲得して戦うことを希望します
野手の即戦力は計算してはいけませんが、駒を増やすという意味でも守備を固める意味でも獲得は必須ではないかと考えています
最後はサントス シーズン途中補強で1番打者として見込まれて入団し、監督からは必要ではないと言われ 西武時代のようにフロントと現場の溝を象徴する発言もありました
センターを主に任され、あの岡田が同時出場するときはライトを任されることから、センター以外は守らせられないと判断されたのでしょう
さて守備指標を見ると、かなり厳しいですね
日本一年目でキューバリーグオフに来日でキャンプ無しでマリン
かなり本人にとっては悪条件が揃いましたが、糸井嘉男のセンターの守備指標とほぼ同じと聞くとその酷さが伝わるでしょうか
彼はキューバからの派遣選手です
万全の状態で来日する事はこの先無いと思います 休養を得たデスパイネが指名打者でプレーしてもキツいという環境でセンター守備で走る打つ
これを充分にやれる可能性は個人的には低いと思います
センターラインは日本人で固まるものが持論であります自分は、来年はセンターは加藤に賭けたいと思います
これからの試合は加藤の左打席克服とセンター守備の見極めと加えてサントスとの比較などで来年のセンターについて考えていきたいですね
今の首脳陣が見極めたところで来年に繋がるかは疑問でありますが…
守備については以上です
三振についてはまた別の機会にフォアボールについてと一緒にまた別の機会に書きたいと思います
さて世間は甲子園ですね 有望な高校生達が日々熱戦を繰り広げていいます
毎年繰り広げられるというのにどうしてこうも甲子園は面白いのでしょうか
さてここで高校生をドラフトで取るぞとか様々な議論があるのでここで考えをまとめたいと思います
まず高校生獲得について
結論から言うと欲しい!!!!
これにつきますね 球界を代表する顔になる選手は高校生が多くを占めますし、長く主力を張ってくれてると言う事で人気も出ますし、何よりその選手の成長がその球団を応援する試合を観る楽しみにもなりますからね
ただ高校生の主軸定着率は大学生と比較すると低く、育つまでの我慢も必要となりますし、何より伸びる保証がないのでリスクもあります
現に伊東監督は平沢をどう育てたい?どうしたい?器用から中途半端な器用ばかりで育てるつもりがあるのか?と言うところから疑問が上がります
それでも甲子園文化の根付いた日本のプロ野球では、高校生のスターは魅力を感じずにはいられません
僕は福島の人間なので、いわき光洋高校の園部、聖光学院の瀬川、学法石川高校の尾形この3人は縁があったら是非入団して欲しいと思っています
今年はチーム事情というのもありますのでせめて高校生野手を2人それなりの順位で確保してくれればと思います
むしろ取らないと浦和の状況がより悲惨なことになるかと思います
現に25歳以下のマリンズの野手の状況を見てみると
捕手…寺嶋(25)江村(25)柿沼(24)宗接(23)田村(23)
内野…中村(25)香月(21)平沢(20)
外野…菅原(24)三家(24)肘井(22)脇本(21)
ざっと思いつく中でこんなもんでしょうか
どう考えても少ないです
将来の主軸候補をスカスカにして勝ちに行った結果なのでしょうか
この状況で若手に切り替えるにも誰を使えとも大声で言う事は出来ません
さらにこの野手の指名順位を見てみるとまた頭を抱えることになります
捕手…寺嶋(4位)江村(5位)柿沼(育成)宗接(7位)田村(3位)
内野…中村(1位)香月(5位)平沢(1位)
外野…菅原(育成)三家(戦力外経由、育成)肘井(育成)脇本(7位)
これを見て有望な若手プロスペクトはスタメンを張っている中村田村をのぞいたら平沢とあとは誰だ…?となりますね
話は長くなりましたが、この浦和の状況を見て若い野手同士で数年がかりで若い野手を確保して欲しいというのが自分の願いです
乱獲しろとは言いません 一軍の即戦力も必要ですし、投手も必要ですが、それなりの順位の若手野手も確保して欲しい バランスを考えて欲しいというのが素直な願いです
野手育成の手腕について問題を取り上げる人もいますね
自分は素人で、育成について大した知識もございませんが、西武ライオンズを見ると、どの年もそれなりの順位で野手を定期的に確保しているドラフト戦略が伺えます。
そのドラフト戦略の真骨頂が2013年の森、山川の左右のスラッガー1.2位の確保ではないかと思います
今その2人は絶好調の打線においてホームラン王経験者の5億円プレーヤーのメヒアのポジションを奪って5.6番を担っていますね
野手育成はこうして選手を取らずしてノウハウもお手本となる選手も競う相手も生まれません。苦手と言って避けるわけにはいかないのでやはり若い野手は必要と結論づけます
少し野手獲得にもズレてしまいしたが高校生と野手が欲しいということについて書かせてもらいました
以上が自分の高校生獲得に関する持論です
大変長くなりましたが、これからも雑感を色々と書いていきたいと思います
どうぞ雑感BOXをよろしくお願いします